主人公はある雨の日を境に耳鳴りとモザイクの病気に悩まされる。兄に相談すると『田島診療所』がなら治せるという。
田島診療所に訪れると待っていたのは女言葉を話し、膝に白猫をのせる田島医師がいた。
主人公はモザイクと耳鳴りが始まった雨の日、始まった後の日、始まる前の日、それぞれの出来事を語る。
全てを話し終えた後、田島は椅子から立ち上がる。膝の上にいた白猫が落ちる。そこで初めて主人公はその白猫が死んでいたことに気がつく。さらに田島医師が言うにはその白猫を殺したのは主人公だという。モザイクと耳鳴りの原因はその白猫を殺した事にあった。
主人公は猫を殺した事を認めるが、どうして自分が猫を殺したのかわからない。猫を殺したのはつまらない日々に刺激を見出そうとしたからだった。主人公は全てを認め、家に帰ることにした。