女魔導師ベルマイアは多額の借金返済を迫られて、辺境の街に流れ着く。そこで出会ったのはなんと一億の賞金が首にかかった青年ラージックだった。
帝国に追われる青年は帝国軍が発掘した戦艦を倒すために仲間を求め流浪していた。女魔導師を「自分と同じ正義の同志」と勘違いした青年。女魔導師も表向きは青年に従うことで賞金首として彼を帝国に引き渡そうと算段をする。
そんな彼が目指すのは帝国の戦艦を沈黙させる発掘兵器。それを守護する森の獣人との小競り合いのさなか、やってきた帝国軍の発掘戦艦。兵士達に周囲をかこまれたラージックをベルマイアはどさくさ紛れに売り飛ばす。
だが、戦艦を指揮する男セイシェント中佐によって、売り飛ばしたはずの賞金はすべて税金などで接収されるベルマイア。しかも中佐はベルマイアの父親を殺した仇だった。
捕獲されたラージックを救助した女魔導師。彼とともに戦艦を打倒するため森の遺跡を目指す。二人がたどり着いた先で待っていたすべてを無力化するという巨大女神像だった。
湖を割って姿を現した女神像。その美しさと神々しさは兵器とは思えない。世界の命運をかけた戦いは戦艦の主砲発射で幕をあける。が、戦艦の主砲一撃で女神像は粉砕された。
この女神はその美しさで相手を沈黙させるというもので、戦闘力は皆無だった。しかし戦艦も主砲発射で機関停止を起こしてしまう。
実はラージックは世界創世の天使で、戦艦も女神も彼が作り出したものだった。そしてセイシェントも同じく創世の天使だが、人間以外の種族を滅ぼそうとしていたと真相があかされる。
発掘兵器を失った二人の天使は雌雄を決するため戦った。が、ともに消滅してしまう。しかしラージックは生きていると信じ、彼を捜す旅を始めるベルマイア。
彼女が再び辺境の街へと戻った時、再会の兆しとともに物語りは終わりを迎える。
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